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鉄骨工事で知っておきたいこと流れや指針など


 

 

現代の建築において重要な工事の1つである鉄骨工事、

この鉄骨工事を行う上で知っておきたいこととして流れや指針などがあります。

また管理責任者についてどんなものなのかも紹介しまとめました。

これを読めばきっと鉄骨工事がどんなものなのか、基本的な事項を知ることができるでしょう。

それでは鉄骨工事の流れから紹介します。

 


■鉄骨工事の流れとは

鉄骨工事の流れは、鉄骨の製造、安全装置の取り付け、柱や梁鉄骨の組み立て、高力ボルトでの締め上げ、溶接です。

まず鉄骨の製造ですが、これは現場ではなく工場で製造します。

全国各所にある鉄骨を製造する工場で建物の寸法にあった鉄骨を製造し、現場まで輸送します。

この輸送が現場の状況などのよって異なるので、運び入れる場所やスペースなどを考慮しておくことも重要です。

次に安全装置を取り付けていきます。

鉄骨はクレーンを使用して高所作業を行うので、

安全装置を付けて労働災害の発生を未然に予防するようにしましょう。

落下や衝突といったトラブルが発生することもあり、

深刻な状況になることもメディアなどの報道でご存じだと思います。

柱や梁の鉄骨を組み立てていくのが3ステップ目です。

クレーンを使って鉄骨を吊し組み立てる場所まで持ち上げ必要な箇所に仮ボルトやワイヤーで安定させて、

仮組を進めていきます。

仮組が済んだら次は高力ボルト(こうりきぼると、こうりょくぼると)を使用した本締めです。

高力ボルトは高い強度と引張力を持つ固定が可能です。

これを使って専用の工具で鉄骨に固定を行い、確実な固定を進めていきます。

高力ボルトの本締めが完了したら、仕上げて溶接をしていき、接合を完全なものにします。

鉄骨の固定は高力ボルトだけでは不十分で、溶接だけでも完全ではありません。

これら2つの固定が合わさることによって鉄骨の接合が完全なものとなるでしょう。

今紹介した流れが鉄骨工事の基本的な流れです。

 


■鉄骨工事の指針について

鉄骨工事は基本的なガイドライン(工事をする上の目安)である指針が存在します。

すべての鉄骨工事はこの指針に基づいて行われています。

鉄骨工事の指針は書籍などで詳細に記述されており、

一般社団法人日本建築学会が発行する鉄骨工事技術指針・工事現場施工編に詳細な指針が記載されています。

この指針は改訂が度々行われるので、その改訂に基づいて鉄骨工事を進めていくことが重要です。

 


■鉄骨工事の管理責任者とはどんな役割なのか

鉄骨管理の責任は、鉄骨工事管理責任者という職種の方が負います。

この職種は鉄骨工事において鉄骨製品の検査や管理をはじめとして現場の計画や管理の指導を行う技術者です。

一般的な役職名ではなく、きちんとした資格が存在し、

「一般社団法人日本鋼構造協会」が認定する鉄骨工事現場の現場責任者のために制定されています。

民間資格なので、取得義務はありませんが国土交通省の建築工事監理指針という目安に

資格として位置づけられているため一定の効力を持った資格です。

ただ、こういった資格という意味以上に鉄骨工事に関して系統的に学ぶという意味で重要な資格です。

 


まとめ

鉄骨工事は工場での鉄骨製造から始まります。

そこから搬入や仮設置、接合を経て工事が進んでいくという特徴があります。

このような一連の工事には鉄骨工事指針というガイドラインが存在し、

それに沿った管理ができるように鉄骨工事管理責任者という資格も存在します。

また、国土交通省のガイドラインにもこの資格の取得者の配置が推奨されているため、

きちんとした知識のある管理者のもと工事を行うことが重要です。

そうすることによって安全で確実な鉄骨工事を施工できるため、重要なことといえるでしょう。

 

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