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安全に作業をする為、建設現場において大切な足場の図面作り

 

 

建設現場では安全性のために足場が設置されています。

その場で考えながら組み合わせるわけではなく、事前に図面を作成し、それをもとに現場で設置していくのが基本です。

足場の図面づくりも建設をする際の大切な仕事の1つで、最高の建設物を建てるために怠れません。

 

1.平面図からはじめるのが基本

足場の図面は平面と立体があり、平面からはじめていくと立体図がイメージしやすくなります。

いきなり立体図からはじめるとバランスを取るのが難しくなり、思わぬ時間を費やす場合もあるので要注意です。

図面をおこす時、まずはじめに建物の外形を把握しておく事が大切です。

セットバックなど階によってアウトラインが変わってくるので、各階のアウトラインの重ね合わせで作成されます。

そして基本となる足場と建物のはなれ300㎜の補助線を作成します。

建物から300㎜の位置に作成するのが一般的です。

バランスを取るのがむずかしい場合は調整しながら決めていきます。

単管足場のようにパイプで手すりを設ける場合手間がかかってしまうので、建物のコーナーに足場幅を決めます。

この際すっきり納めるのがポイントです。

また、スパンを確保できるもので作図案し、部材を少なくするのも要となります。

 


2.階段の位置を想定して作成する

階段の位置も足場図面の鍵になります。

階段の位置を想定して各面に1ヵ所以上に設けるのが一般的です。

布板の幅を決める時は作業する人がすれ違うことなどを考慮しなければなりません。

ロングスパンエレベーターの配置の場合は両側に踊り場を考慮します。

足場と建物のクリアランスを小さく抑えることで落下のリスクを少なくします。

近すぎてしまうと作業しにくくなってしまうので、注意が必要です。

また、足場には幅方向と長手方向があるので、それもわきまえておかなければなりません。

配置してきた足場と連結されていない場合、次の面の足場と連結されるように割り付けます。

足場の作成は最初は大まかに決め、最終的に調整するとスムーズです。

調整し終えたら見直しも忘れてはなりません。

特に見落としがちな箇所は念入りのチェックが必要になります。

 


3.優良な業者選びが大切

足場の図面を業者に依頼する場合は、情報をリサーチしておきましょう。

1社だけで決めるのではなく、いくつかに絞ってその中から1つに決めましょう。

料金だけでなく、力を注いでいることやこだわりなどできるだけ詳しい情報を知っておくべきです。

また、打ち合わせの時間も重要です。

この段階で仕上がりのクオリティーが決まると言っても過言ではないでしょう。

仕上がってから食い違いが出てしまうとトラブルになり兼ねません。

規模が大きい場合は特に注意が必要です。

また、近隣の環境などを考慮しているかも要になります。

期間が決まっている場合は納品のスピードも確認しておきましょう。

優良な業者に依頼するには、相場を知っておくことも大切です。

適切な費用でおこなわれているかが、良し悪しが分かる決め手にもなるでしょう。

もし足場の図面を雑に設計していたら、どうなってしまうでしょう。

足場が歪み、安定できないかもしれません。

そうなると作業をする人の安全性に響きます。

作業中安全性を維持するには足場の図面に関わっていると思っても良いでしょう。

ケガを回避するために足場の図面は重要な存在です。

 

まとめ

足場の図面は、大まかに決めて最終的に調整していくと設計しやすくなります。

基本は建物からの位置を300㎜に取ること、階段の位置や作業する人を考慮した幅決めです。

また、業者を利用する際、優良である事を見極めましょう。

納品のスピードや情報を確認しておくことも大切です。

 

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