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【鉄骨工事と鉄筋工事に違いってあるの?あるならどんな違い?】

 

 

工事現場には、外壁もない状態の骨組みだけの工事中の建物も見受けられます。
木造住宅にはないような構造をしており、それを知るとその凄さがわかるでしょう。

 

■鉄骨と鉄筋

まずは、鉄骨工事でもちいる鉄骨ですが、鉄の骨というだけに、それだけで柱や梁に使える鋼材になります。
ということは、鉄筋工事にもちいる鉄の筋よりも太くて丈夫というのが理解できるでしょう。
イメージとしては人体模型同様、筋より骨が太くて丈夫なように、鋼材では鉄骨が丈夫なのです。
鉄筋工事にもちいる鉄筋は、引っ張る力に対して強い特徴を持っている鉄の棒になります。
人体で分かりやすくいえば、神経や血管などでしょう。
太さは1cm以上の鉄棒です。建造物に鉄骨・鉄筋が入ることで強度が高まるということになります。
RC造となる建造物は、鉄筋コンクリート造に当てはまります。
SRC造というのは鉄骨・鉄筋コンクリート造の建造物に当てはまります。
RC造は木造より耐久性、耐火性、耐震性に優れていることからも、
中・高層マンションなどの建造物にもちいられています。
SRC造は鉄骨でさらに耐久性、耐震性が増すことから高層マンション向けになります。
違いとなると、丈夫さになります。
また、RC造は鉄筋を組み合わせるだけなので、間取りも自由度がありますし、
コスト面でも費用を抑えられるという違いもあります。

 

■鉄骨工事について

鉄骨工事は、先にあげたように、柱や梁などの骨組みを鋼鉄製の部材をもちいた工事になります。
頑丈さがあるので、大規模な建築物、橋梁のほとんどは鉄骨造で造られています。
鉄骨工事では、現場まで運搬できる大きさに分けて設計され、現場で組み立てます。
現場では働く重機が活躍し、クレーンを使って鉄骨を吊るしながらボルトやワイヤーで固定し、仮・本締めします。
また、溶接作業で鉄骨同士を接合させて骨組みを仕上げます。
大規模な建築物ではこの鉄骨工事でなければ頑丈に建設することができません。
人体と同じく、関節にあたる繋ぎ目が簡単に崩れないように高力ボルトや溶接を施しています。

 

■鉄筋工事について

建物や橋梁などのコンクリートの骨組みになるのですが、人体での骨と同じで、外観では分からない部分になります。
鉄筋工事を行う職人については、鉄筋工と呼ばれるのですが、プロが施すため、迅速対応がウリです。
鉄筋工事の流れとしては、重機を使い地面をならして固め、
杭を打ったりコンクリートを流し込むコンクリート基礎が必要になります。
内側にあたる部分に鉄筋が使用されるのですが、この作業を怠ると建物が傾き、
地震が発生すると崩壊することも無きにしもあらずです。
次に、躯体工事に移るのですが、鉄筋などの資機材を設計図通りに組み立てて、
型枠を組んでコンクリートを流し込みます。
そのあとは、建物を仕上げるといった外壁工事や内装工事に移るわけです。
一般住宅でも基礎固めにあたる部分に鉄筋工事は行われています。
鉄骨との違いを分かりやすく述べるなら、一般住宅とマンション、マンションと工場というように、
規模による骨組み構造になります。
より強度を高めるためには、鉄骨工事が必要になります。
鉄骨工事が行われないと、建物は簡単な揺れでも崩壊してしまいます。

 

鉄骨工事と鉄筋工事では施工する者は同じ職人でも、強度に明らかな違いがあります。
人体をイメージすると分かりやすく、大事なのは骨組みです。
鉄骨工事では、骨をくっつけるための施工も重要になりますが鋼というだけに耐久性が要です。
しっかりボルトで締めたり、溶接作業で強固にします。
こうして、普段目にする建築物が造られています。

 

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