新着情報

【クサビ緊結式足場はもう古い?】次世代足場とはどんな足場なのか?


 

 

現在現場で主流の足場は、鋼管に溶接された門型の建枠にジャッキベースや
鋼製の布板などの部材を組み合わせる枠組足場です。
特に低層階の工事ではクサビ緊結式足場が頻繁に利用されています。
しかし、その一方で労働力不足による安全性の低下防止や作業負担の軽減のため
次世代足場と呼ばれる足場が開発されています。
この次世代足場とはどんな足場なのでしょうか。
今回、次世代足場とはというテーマで、どんなものなのか概要や特徴について紹介します。

 


・次世代足場とは

次世代足場とはクサビ緊結式足場の派生
次世代足場のことで、
簡単に言えば従来のクサビ緊結式足場の派生型のシステムです。
この足場が開発された背景として、基準の強化や作業員の体型の変化が挙げられます。
転落や災害防止について労働安全衛生規則が改正・施行が繰り返され、
従来の規格で安全確保する必要性が増しています。
そのため、次世代足場とは安全性を高めた足場として開発されているのが、その経緯です。
一方、作業員の体型もクサビ緊結式足場が登場した1970年代よりも変化しています。
当時よりも作業員の平均身長は10㎝伸びており、従来の規格では腰をかがめて作業するケースも見られます。
次世代足場とは、こういった作業員の体型変化にも対応した作業効率を高める足場でもあるのです。
このように次世代足場とは、クサビ緊結式足場の派生ではあるものの、
現代の基準や作業員の作業効率の向上を図った足場です。

 

・次世代足場とはどんな特徴があるのか

次世代足場とは、クサビ緊結式足場の派生型ではあるものの、
実は各メーカーによって様々な足場シリーズがあります。
しかし、各社とも共通している特徴として、4つの特徴が挙げられます。
1つ目は、安全性を重視した先行手摺工法使用です。
この工法は、手すりを先行して設置し、解体時にも作業床を取外すまで必ず手すりが残置されている工法です。
これによって最後まで手すりが残るため、安全に作業ができるという特徴を持っています。
2つ目は、従来の打込みクサビでは抜けてしまう可能性があるため、
抜止め機能のついた手摺を採用していることです。
次世代足場とは異なり、従来型のクサビ緊結式足場は簡便さから手すりが簡単に抜けるようになっています。
そのため、手すりが外れて事故につながるケースも見られました。
しかし、次世代足場とは安全性を重視した足場なので、手すりが抜けにくい加工がされています。
3つ目は、クレーンによる大組、大払しが可能ということです。
足場をあらかじめ組んでおいた足場をクレーンでまとめて吊って組み立てや解体を行う大組、大払しができます。
これは従来の足場では、絶対にできない工法で次世代足場とは省力化にも貢献した足場であることが分かります。
4つ目は、型枠支保工のシステム承認を取得していること。
簡単に言えば、強度基準を設けて安全性を確保していることです。
次世代足場とはいっても、最終的には安全かどうかが重要です。
その点について各社とも厳格な基準を設けて承認したものを使用しています。

 

・従来型の足場部材は次世代足場とは併用できるのか

従来型の足場部材は、次世代足場とは併用できるかという点が問題になります。
結論を言えば併用可能です。
接続する企画などが共通しているため、従来の足場の資産を失うことなく次世代足場に移行できます。
これによって、次世代足場へと徐々に変えていくことができ採用しやすいのも次世代足場の魅力といえるでしょう。

 

まとめ

次世代足場とは、現代の事情にマッチさせた安全で簡単に組める足場です。
従来型の足場で問題になっていたサイズや安全性を高め、各社とも魅力的な足場を販売しています。
また、従来型の足場とも共通している部分が多いため、
次世代足場の併用から、移行がとてもスムーズにできるのも魅力です。

 

関東地域の鉄骨工事や足場工事はエイチ・エス株式会社にお任せ下さい。


会社名:エイチ・エス株式会社

住所:〒372-0801 群馬県伊勢崎市宮子町3448-23

TEL:0270-27-5298

営業時間:8:00 〜 19:00 定休日:日曜日

対応エリア:関東地域

業務内容:鉄骨工事、足場工事

pagetop