枠組み足場とは高層階の建物で使われる足場

 

 

ビルやマンション、住宅の建設の際に足場が設置されています。
職人が安全に作業をするために、必要不可欠です。
また、建物を洗浄する時に近隣の迷惑にならないよう、ネットで養生するなどトラブル回避も考慮しています。

 

1.枠組み足場とは

足場は見た感じ同じように見えても種類があり、一般住宅や店舗、
ビルやマンションなど建物に合わせて設置されています。
高層マンションなど高い建物の場合は、強度が高く高層階でも安定した姿勢を確保できなければなりません。
そのため高い強度が求められます。
高層マンションやビルで主に使用されるのが枠組み足場です。
枠組み足場とは数ある足場の中で強度が高く、高い建物でも作業員の姿勢が安定するため、
クオリティーに影響することもほとんどありません。
枠組み足場とは、鋼管を溶接された建枠にジャッキベースや筋交い鋼製布板といった部材を組み合わせて
構成されていきます。
建物の壁に沿って建てられるのも、特徴の1つです。
また、丈夫でしっかりしていながら軽量であることも枠組み足場の利点です。
扱いやすく比較的解体や設置もスムーズに進められます。

 

2.枠組み足場とは比較的大規模の現場で利用される

枠組み足場とは高層階の建物に用いられる足場で、比較的大規模な現場で利用されます。
いくつかの部材を組み合わせて設置されていて、すべて含めると50種類くらいあり、
建枠、脚注ジョイント、アームロック、布板、階段枠、手すりは代表的な部材です。
どれが欠けていても安全性に響くので、揃っていなければなりません。
ジャッキは足場がしっかりと建てられるように設置され、地面に足場が沈まないようにしっかりと支えています。
筋交いは足場の強度を高めるために存在しています。
使用することで建枠が安定します。
また、布板も無くてはならない存在です。
作業員が乗り、作業中安定した姿勢を維持できます。
インチやメーターサイズで扱われている事が多く、
違うメーカーを組み合わせると合わないこともあるので注意が必要です。
枠組み足場とは、その場で1つ1つ組み立てられるのではなく、
作業の効率をアップさせるためにいくつか組み立てた状態でクレーン車を使ってつなげられていきます。

 

3.枠組み足場とは音が響きにくい足場

枠組み足場は音が響きにくいという利点があります。
ボルトと番線で設置されるので、ハンマーで組み合わせられる足場のように大きな音が出ません。
クレーン車など作業中の音は免れませんが、組み立てによる騒音トラブルの可能性は低くなります。
また、枠組み足場設置の際にいくつか確認が必要になる点があります。
まず1つが部材置き場です。
部材の種類が多く、規模が大きい建物で利用することが多いので数量も多くなります。
それらを置くための場所を確保しなければなりません。
また、クレーン車が使われるためにそのためのスペースも必要になります。
クレーン車が走行できるじゅうぶんな広さがなければなりません。
枠組み足場とは比較的スケールの大きい建設現場で利用される足場ですが、
費用の面では使われる部材の数など状況によって差があります。
ほかの足場に比べると大規模でその分使われる部材の数も増えると想定しましょう。

 

枠組み足場とは、高層マンションやビルなど比較的大規模の建設現場で用いられる足場です。
強度が高いため高層階の建物に対応でき、ハンマーを使わないので音が響きにくいのも利点です。
部材の種類が多く、手掛けるスケールも大きいので、それを置くためのスペースも必要です。
また、クレーン車を使うことも多く、走行する道路やそのための広さも確認しなければなりません。